眼科のボトックス治療

しわ取りで有名なボトックス。元々、アメリカの眼科分野で承認された治療薬です。

最近、多方面での効能が認められるようになり、美容分野での効果の方が、よく知られるところとなってきました。

眼科においてボトックスは、斜視や眼瞼痙攣(がんけんけいれん)や、片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)などの治療に利用されています。

疲れた時に、目の周りがピクピクした経験はないですか?

そう、眼瞼痙攣は、目のまわりの眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が、自分の意思に関係なく痙攣する病気です。

症状は、ピクピク程度の痙攣がたまに起きたり、まばたきが増加したり、さらに瞼が閉じて見えなくなる(機能的失明)ということも・・・

片側顔面痙攣は、無意識のうちに顔がピクピクと動いたり、まぶたが開けられないといった症状も出ます、慢性化するので厄介です。

重度になると、顔がゆがんだように見えるので、女性には非常につらい病気。

多くの方は、痙攣の回数が次第に増えていき、日常生活や仕事に大きな支障をきたすことにもなりかねません。

なので、対処的療法として、ボトックス治療が行われるようになったというワケ。

これらの治療には、手術や内服薬で行われていたのですが、決め手となるものはなく、はっきりとした原因も分かっていないので、根本的な治療も確立されていないのです。

そんな眼科の治療のひとつとして、引っぱりすぎている筋肉を麻痺させて、一時的に治療してくれるのが、ボトックス注射。

ボトックスの効果は、3〜4ヶ月持続。眼科におけるボトックス治療の費用は、健康保険が適用されるので、3割負担の方だと、3万円弱の費用で治療可能。

このボトックスによる治療は、資格を所得した医師だけに使用が認められています。

ボトックスによる治療を希望の際は、ボトックス治療が可能かどうか、キチンと医師に相談することがオススメです。